「かなさんどー」と「木の上の軍隊」
2025年、ここ伊江島を舞台にした映画が2本も公開されたことをご存知でしょうか?
一つは心温まる物語「かなさんどー」、そしてもう一つは歴史に深く切り込む「木の上の軍隊」です。
どちらの作品も伊江島でロケが行われ、伊江島の美しい自然や歴史的な風景がスクリーンいっぱいに広がります。
ここでは、実際に撮影で使われた場所や、物語のモデルとなった場所をご紹介しています。
映画の世界に浸りながら、伊江島の新たな魅力を発見する旅に出かけてみませんか? あなたもきっと、映画の感動と伊江島の魅力に「かなさんどー」(愛しい)となるはずです。
「かなさんどー」






かなさんどーは、家族の愛と絆を描いた感動の物語です。
伊江島には、物語を彩る美しいロケ地が点在しています。
映画の感動を追体験!伊江島の見どころ
- タマン公園: 悟と町子が初デートで訪れた、思い出の場所。童心に帰って遊具を体験してみてはいかがでしょうか。
- リリーフィールド公園: ゴールデンウィークには、一面に純白のユリが咲き乱れる絶景スポット。映画でも印象的に描かれた、島のシンボルです。
- 伊江島グルメ: 劇中にも登場する伊江島産小麦を使用したケックンや、島の人々に愛される又吉かまぼこなど、ロケ地巡りとともに島の味覚もぜひお楽しみください。
映画「かなさんどー」の行って楽しい、食べておいしいロケ地巡りを、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。

木の上の軍隊







「木の上の軍隊」は、太平洋戦争末期の伊江島を舞台に、二人の兵士の壮絶な戦いを描いた作品です。
伊江島には、戦争の記憶と平和への願いを伝えるロケ地や史跡が数多く残されています。
映画の舞台を巡る伊江島の見どころ
- ニーバンガズィマール: 映画のモデルとなったガジュマルです。2023年の台風6号で一度倒木しましたが、土を入れ替え、上直し、支柱を強化して再建されました。今もなお、平和の象徴として語り継がれています。
- ミースィ公園: 映画の撮影で実際に使用されたニーバンガジュマールを再現したガジュマルが今も見学できます。映画の世界に思いを馳せてみてください。
- グリーンビーチ: 映画のラストシーンが撮影された場所です。美しいビーチの風景と、物語の終わりに込められたメッセージを感じ取ってみてください。
- 城山の林: 樹上以外のシーンは、この城山の林で撮影されました。
平和に触れるその他のスポット
伊江島には、映画のロケ地以外にも、戦争の歴史を物語る大切な場所があります。
- 公益質屋跡: 日本軍が武器庫として利用したこの建物には、激しい戦闘を物語る生々しい弾痕が今も残っています。
- 芳魂の塔: 伊江島で戦死した約3,500名の島民と日本軍を祀った慰霊塔です。毎年4月21日には平和祈願祭が行われ、多くの人々が祈りを捧げに訪れます。
その他にも、島内には様々な戦跡が点在しています。
伊江島で歴史に思いを馳せ、平和の大切さを考える旅にしていただければ幸いです。
